ヤン、ルーク、そしてマルロス
ヤンはザナドゥ王朝の誕生とともに名を上げた楯職人である。すでに廃れた技術ではあるが、当時彼の手によって作られた楯は地上最強と歌われた。ルークはヤンとはまったく違ったコンセプトで新たな楯の系統を見出した、現在最もポピュラーな楯職人である。彼の作品はすでに数世代を数えるまでに進化しており、目的も実践用から儀礼用と多岐にわたる。そして最後に控えしマルロスは、第十二王朝時代に名を馳せた楯職人である。ガルシスの襲来とともに彼の消息は絶たれておりすでに他界しているとされているが、最後に作り上げた彼の作品を超える楯はこの世に存在しないとさえ言われている。
One damage will increase with the number
of items one is carrying as one comes upon
a stalagmite,
| Glove | |
| 皮で作られた腕を守る為の防具。いわゆる篭手である。高級なものになると金属製のものもあるが、その効果に大した差はなく、重量の分かえって使いづらい。基本の武具ではあるがこんなものにお金をつぎ込む必要はない。 |
| Small-Shield | |
| 最小限の動作で敵の攻撃を受け流す為には最適な木製の楯。作りは粗末だが、軽戦士が好んで用いる。敏捷性を最大の武器とする彼らは、その一撃を受け止めるような真似はしない。彼らの戦いは如何に素早くやられる前にやれるかなのである。それこそ、剣を掲げた腕に押し付け敵の動作を封じるような、そんな目的で使うことのできる楯が相応しい。但し軽戦士であっても、やはり地下迷宮都市のさらに奥深くへ進もうとするならば、もっと頑丈な楯を用意するべきだろう。 |
| Large-Shield | |
| Small Shieldと同様に木製の楯ではあるが、周囲および裏面を鉄で補強したもの。作りが作りだけに多少重量があり、正しく装備しないと激しい戦闘には楯を振り回すどころか、楯に振り回される事になる。Small Shieldよりは強度は高く、弱いmonstar相手にはこのクラスの楯でも十分に効果的である。 |
| +1Small-Shield & +1Large-Shield | |
| B.D.1500年頃のザナドウに王国が建国されて間もない時期に生まれた楯。製作者の名をとって「ヤンの楯」と呼ばれている。今となっては古い型といわざるを得ないが、戦士を名乗る者としてはせめてこのランクの楯くらいは装備しておきたい。 |
| +2Small-Shield & +2Large-Shield | |
| ヤンの楯を強化したのがこの楯。ザナドゥでしか産出されない黒ルビーを中央に、艶やかな装飾を施されたものが多い。黒ルビーは勇者の象徴であり、守護神であるとされ、持つだけでもとても名誉な事である。現在では戦士の家系に生まれた者の婚礼の儀式などで使用される事がほとんどだが、実践においてもなかなかの能力を発揮してくれる。 |
| +3Small-Shield & +3Large-Shield | |
| 通称ルークの楯。ほんの数百年前までは、楯のすべてがこの種に属したとまで言わしめるほどポピュラーなものである。ザナドゥで産出される鉄とプラチナを秘伝の配分で組み合わせ、何度も何度も焼きこんで鍛え上げられたこの種の楯は、ヤンの楯を後継する楯よりもはるかに丈夫で長持ちするが、現在ではほとんど見受けられない。 |
| +4Small-Shield & +4Large-Shield | |
| 型こそ違えど、れっきとしたルークの楯直系の楯である。とはいえ、この第二世代の楯は実践で使われたという報告は皆無に等しく、試作品の域を出ない、次の世代への橋渡し的役目が大きな楯である。それでも数少ない実践データによれば、今までのものよりも楽に様々な攻撃を防ぐことができるが、下からの突き上げるような攻撃には弱いという結果が出ている。 |
| +5Small-Shield & +5Large-Shield | |
| ルークの楯、第三世代の楯。実践での強さと、儀式での美しさの両方を追求して作られている。黒ルビーの大きさも第二世代のモノよりさらに大きなものが装飾され、その黒ルビー希少価値ために楯そのものの生産数も少ないが、防御効果は格段に向上している。 |
| +6Small-Shield & +6Large-Shield | |
| 分類的にはルークの楯の第三世代の楯となるこの楯は、実践面における効果を強化したものである。最大の特徴は魔術に対する耐性を高めるために、魔術師アルュロハンの封印が込められた事だろう。これによって弱い魔術に対しては完全な耐性を得ている。反面、極端に生産性が悪いので数が少なく、唯一存在の確認されていた一組ですら、ガルシスによっていずこかへ持ち去られ、塔の装飾品として飾られているといわれている。 |
| +7Small-Shield & +7Large-Shield | |
| 今では伝説的な楯職人マルロスの作。大抵の魔術を跳ね返し竜の炎ですら防ぐといわれる。ガルシスですらその存在を危惧しており、この世でたった一つずつしかないこの楯は、ザナドゥの地下都市迷宮の中でも最も奥深くへと隠されたとされる。 |